大関同士の一番で大の里(24=二所ノ関)が2場所連続4度目の優勝を果たした。大関琴桜(27=佐渡ケ嶽)を寄り切って自己新を更新する初日から13連勝。後続に3差をつけ、13日目に優勝が決まった。
元大関貴景勝の湊川親方(28)はNHKの解説で取組前に打倒大の里の秘策を披露していたが、あまりの完勝に「本当にいい相撲でした」と感服の様子だった。「私が対戦するなら」と前置きした上で「大関の強い右差しにはあえて勝負しない」と各力士が行う大の里の「右」対策とは異なる戦法をとるとした。理由は「そのぐらい大関の右手は強い」ためで「逆に左手を狙っていく」という。
琴桜との一番は立ち合いの当たりから突き放しにきた琴桜を左からおっつけると素早く右を差してそのまま寄り切り。「圧力で勝って右を差せました。右差し、左おっつけ、すべてを含めて強い」と、うなった湊川親方は「残り2日間も大関大の里の相撲を見せてほしい」と期待していた。

