東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)が西前頭8枚目の一山本(31=放駒)に勝ち、2敗を守った。
稽古でも相撲を取ったことがない初顔合わせだったが、戸惑いはなし。突きをかいくぐって、左を差して寄った。「自分らしい相撲が取れたんじゃないですか。我慢して中に入れて良かった。できるだけ我慢することを土俵に上がるまで決めているんで、それができて良かった」と話した。
気持ちは常に前向きだ。初顔合わせについても「相手も自分とやるのは初めてなんで、同じ気持ちで上がってるんじゃないですか」。終盤戦の緊張感にも「いつも緊張しています。特別はない」。場所中の体重減も「いつものこと」。相撲を考えて眠れない時については「たまにあるけど、それは普通だと思います」。何事もネガティブには受け止めない、心の強さがある。
師匠の安治川親方(元関脇安美錦)は初優勝に備えて、準備を始めている。着々と、その時が近づいている。

