東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽)が、初優勝を果たした。1敗で追う東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)を本割で突き落としで下し、13勝2敗とした。新会場IGアリーナでの最初の優勝者になった。
今場所前に右太もも肉離れの負傷を負い、ほぼぶっつけ本番で臨んだ。序盤は3勝2敗だったが、前に出る意識がプラスに働き、そこから10連勝で優勝を勝ち取った。
平幕優勝は2024年春場所の尊富士以来。佐渡ケ嶽部屋からは、2024年九州場所の琴桜以来10人目の優勝力士となった。
平成以降、7月場所での平幕優勝は年6場所中最多の5人目となった。
今場所は大の里から初金星を挙げ、三賞は殊勲賞と敢闘賞も受賞するなど、飛躍の15日間となった。
◆琴勝峰吉成(ことしょうほう・よしなり)
▽本名 手計富士紀(てばかり・としき)
▽生まれ 1999年(平11)8月26日生まれ、千葉県柏市出身
▽経歴 幼稚園のころから柏市相撲スポーツ少年団で相撲を始める。中3で全国都道府県選手権無差別級優勝。埼玉栄高では2、3年時に金沢大会団体戦連覇
▽入門 高3在学中に佐渡ケ嶽部屋に入門
▽プロ入り後 2017年九州場所初土俵。17年九州場所初土俵、19年九州場所新十両、20年7月場所新入幕。最高位は東前頭3枚目
▽優勝争い 23年初場所では千秋楽まで優勝争いに加わった。千秋楽は貴景勝に敗れて優勝次点(11勝4敗)
▽得意 突き押し、右四つ。
▽家族 夫人と一男。父学さんはボディービルダーで居酒屋経営。弟は幕内琴栄峰
▽愛称 テバ
▽サイズ 190センチ、167キロ

