大関経験者で西十両13枚目の朝乃山(31=高砂)が、4連勝で5勝1敗とし、7場所ぶりに関取として土俵に立った本場所の中盤でも勝負強さを見せつけた。
大関だった2021年3月の春場所以来となる宝富士との顔合わせ。過去の取組は通算8勝2敗と優勢だが、「勝負してうまく中に入れた」。おごらず、強気に立ち合いから寄り切った。同じ近大出身で7歳上先輩力士を相手に1敗を守り、「8歳ぐらい? 年は上だけど、土俵に上がれば関係ないので」とひょうひょうと答えた。
3連勝を飾った18日の紫雷との取組でも9年前の初顔合わせの雪辱をするなど「日に日に良くなって来ている」と語る。着実に大関経験者の威厳を取り戻している。「(次も)こういう相撲をして気を引き締めていきたい」。7日目も星を稼ぎ、中日を迎えられるか。

