新入幕の西前頭13枚目藤青雲(28=藤島)が、3連勝で7勝3敗とし、勝ち越しに王手をかけた。
狼雅(二子山)と対戦し、右下手を深くつかむと、鮮やかな切り返しで相手を尻から土俵に落とした。
「自分らしく、中に入って相撲を取れたんじゃないですか。当たり負けして組まれたら、体力負けをしてしまうので」
11日目は欧勝海(鳴戸)とぶつかる。「まだまだ」と慢心を排除し、「強い人しかいない。勝ち越すのは1つの目標。とりあえず勝ち越したい」。精悍(せいかん)な顔つきが、さらに引き締まっていた。
15年ぶりの同部屋から2人同時新入幕となった東前頭17枚目の藤凌駕(22)も、この日は敗れたが、5勝5敗と五分の星としている。

