春場所は10日目を終え、残り5日間となった。終盤戦の見どころをあらためて整理する。

10日目を終え、優勝争いのトップは9勝1敗の霧島と豪ノ山。8勝2敗で豊昇龍、琴勝峰、7勝3敗で隆の勝、正代、藤青雲、朝白龍、琴栄峰が追う展開となっている。

11日目は1敗の霧島と豪ノ山の直接対決が組まれた。勝った方が、単独トップで残り4日間を迎える。

関脇霧島は14場所ぶり3度目の優勝を目指す。同時に大関復帰も視野にある。昨年11月の九州場所は東前頭2枚目で11勝、今年1月の初場所は関脇で11勝。起点の場所が平幕だが、今場所で優勝すれば、大関再昇進の機運が高まってもおかしくない。

東前頭10枚目の豪ノ山は、初優勝のチャンスをつかめるか。地元大阪府の寝屋川市出身。師匠の武隈親方(元大関豪栄道)は「押し相撲は、波に乗ると普段以上の力が出る。今場所は足が出ている」と状態の良さを評価している。

追う2敗勢も逆転優勝を狙っている。横綱豊昇龍は、霧島との直接対決を残している。昨年春場所の横綱昇進以降、初めてとなる優勝をつかみたい。

綱とりだった大関安青錦は、ここまで5勝5敗。綱とりは振り出しに戻ったが、復調の兆しを見せてきた。残り5日間は、まずは勝ち越しを目指すことになる。

新入幕の藤青雲は、7勝3敗で残り5日間を迎える。2桁勝利に届けば、敢闘賞受賞も狙えそうだ。

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