[ 2014年6月26日17時19分 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は26日、ホンジュラスを率いたルイスフェルナンド・スアレス監督(54)が、1次リーグE組のスイス戦後に辞任を表明したことを伝えた。

 決勝トーナメントへわずかな望みのため勝利が絶対条件だったホンジュラスだが、25日に行われた最終節のスイス戦では、FWシェルダン・シャキリにハットトリックを許すなど0-3で完敗。3連敗で1次リーグ敗退が決定した。

 試合後、スアレス監督はFIFAの会見で、ホンジュラス代表の指揮官を辞任することを述べている。

 「残念ながら我々は決勝トーナメントに進出できなかった」

 「決勝トーナメント進出は、ホンジュラスの夢だった。きっと国民は失望しているだろう。私はこの会見の5分前に辞任することを決めた。これはホンジュラスが変わるためだ」

 「我々のやってきたことが間違っていたとは思ってはいないが、新しい監督には自由にチームを作ってもらいたい。ホンジュラスには、若くて良い選手がいるからね。ホンジュラスの監督を務めたことは、私にとって良い経験となった。これからも私はホンジュラスのファンだ」。【超ワールドサッカー】