[ 2014年7月15日1時21分 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は14日、リオデジャネイロでワールドカップ(W杯)ブラジル大会の総括記者会見を開き「スポーツのイベントとしてだけではなく、人々をつないだ素晴らしいW杯になった」と評価した。

 ドイツが欧州勢として南米で初優勝した大会は、序盤戦のゴールラッシュなどに沸いた。同会長は「サッカーの質、内容が濃かった」と語った。

 違法な入場券販売が明るみに出た問題についてFIFAのバルク事務局長は「(調査に)協力は惜しまない。違法な転売に対しては戦う」と、何らかの対策を講じる方針を示した。

 ブラジルのレベロ・スポーツ相は「開催に対して悲観論があったが、今回の大会はいろいろな要素を総合しても成功だったと思う」と総括した。