[ 2014年7月13日8時3分

 紙面から ]

 W杯ブラジル大会決勝、ドイツ対アルゼンチンが13日16時(日本時間14日4時)からリオデジャネイロで行われる。

 ドイツは、訪れた代表戦の戦績が10勝1敗と勝利の女神となっているメルケル首相が決勝戦も観戦予定。だが、その「勝ち運」を打ち消してしまいそうな人物もマラカナン競技場にやってくる。独ビルト紙によると、今大会ここまでテレビを見ながらの応援にとどめてきたヨアヒム・レーウ監督(54)のダニエラ夫人が、決勝戦はスタンドに陣取るという。

 同夫人は10年W杯南ア大会では準々決勝アルゼンチン戦からスタンド観戦。すると準決勝スペイン戦でチームは敗退。12年欧州選手権でも準々決勝ギリシャ戦から応援し、またも次の準決勝イタリア戦でドイツの敗戦を見ることになった。

 ドイツは史上初の2大会連続得点王を狙うミュラーが「W杯決勝は、サッカー選手として経験できる最高の試合。自分たちの持てる力は全て出し尽くす」と闘志満々。最優秀GKの有力候補ノイアーもゴール前にそびえ立つ。下馬評ではドイツ有利で、ダニエラ夫人も「観戦2戦目で敗退する」というジンクスは避けたようだが、結果はいかに?