AKB48グループが出演する舞台「マジムリ学園」が28日、東京・日本青年館で千秋楽を迎えた。19日からの全10日間は連日、観客が超満員で、のべ1万3000人を動員した。

初日前のゲネプロから見て、出演者たちは格段の進歩を見せた。岡田奈々(20)とダブル主演を務めた小栗有以(16)は、高い運動能力で圧巻の殺陣を披露。特に、敵役の1人、太田奈緒(23)との「対マン」では、本当に殴り合っているかのような、スピーディーで迫力ある接近戦を展開し、ファンを魅了していた。

ヒール側の主演岡田も、両親を殺された恨みから復しゅうに突っ走る影を背負った役を、持ち前のダークな雰囲気を最大限に醸し出して演じきった。

AKB48グループでは、26日に公式YouTubeで公開されたAKB48の最新シングル「NO WAY MAN」(11月28日公開)のミュージックビデオ(MV)の再生回数が、300万を突破。日本ならず海外からの視聴者数も高くなっている。

27日に大阪・万博記念公園で開催されたNMB48山本彩の卒業コンサートには、3万人の観客が集まるなど、一連のイベントや作品で、大きな反響を呼んでいる。

また、29日には、「NO WAY MAN」のセンターを務めたHKT宮脇咲良(20)ら3人が、韓国人メンバーと結成した日韓合同女性ユニット「IZ*ONE(アイズワン)」が、初アルバム「COLOR*IZ」をリリースして、デビューを果たす。夕方にはソウル市内で会見する予定だ。