NMB48が15日、Zepp Osaka Baysideで、今年の夏コンサート「NAMBAZAAR」2日目公演を終え、この日は、「白組~2022~」として、キャプテン小嶋花梨(22)や渋谷凪咲(25)ら、白組メンバーが出演した。

オープニングから、白組をイメージして、白い紙吹雪が舞う中でパフォーマンス。渋谷は、最初のMCで「すっごい白かったね。これ、もう最後みたいな演出」。率直な感想で、冒頭からファンをわかせた。

NMB48では、10年秋の創設時の両輪だった山本彩、渡辺美優紀が、それぞれ白組、紅組の象徴としてシングル収録曲などで“チーム”を結成。山本がセンター曲の白組は「かっこいい、さわやか」系、渡辺センターの紅組は「ラブリー、キュート」路線で分けられてきた。

グループの歴史にのっとった今コンサート。前日初日の紅組に続き、2日目のこの日は白組コンサート初回となった。渋谷は「こういうのをやるってなると、私、どっちやろ? って思ってた。でも、私、紅組でもいけるんちゃう?」と、自画自賛? 

最長キャリアになった2期生の石田優美(23)は「私は(スタッフから)どっちかって言うと、グレーかなって言われた」と言い、笑わせた。

この日も2時間以上に及んだコンサート。本編の締めは、キャプテン小嶋が、初代キャプテン山本彩との「思い出曲」だという「結晶」で締めた。小嶋はペンライトを揺らすファンに向かい「すてきな景色を、いつも本当にありがとうございます」と感謝。ショートヘアで登場した安部若菜(20)は「私たち、ただの白組じゃない。白組レボリューションだなって思っています」と飛躍を約束した。

今年の夏コンサートは、2、3月に行われたグループの活性化プロジェクト「NAMBATTLE」感謝祭の位置づけ。14~16日までの3日間5公演を予定し、最終16日の最終公演では、同プロジェクトで進められたNMB48選抜総選挙の上位14人が出演。27枚目シングルの選抜メンバーによるコンサートになる。