もうすぐバレンタインデー。日本では女性が好きな男性にチョコレートを渡すイベントとして認知されていますが、アメリカでは男性が女性に花束などの贈り物をして恋人や夫婦間で愛を祝うイベントとして知られています。そんなバレンタインデーにカップルで一緒に観て愛を深めたいおススメの映画を紹介します。

◆バレンタインデー(2012年)

 バレンタインデーのロサンゼルスを舞台に豪華キャストが織りなすロマンチックな映画。ジュリア・ロバーツ、ジェイミー・フォックス、アシュトン・カッチャー、アン・ハサウェイ、ブラッドリー・クーパーらが演じる年齢も職業も異なる男女15人の恋愛模様とその行方を描いた愛に溢れた作品は、心に響くセリフもいっぱい。日本とは違うアメリカのバレンタインデー事情も知ることができます。

◆ショコラ(2000年)

 ジョニー・デップとジュリエット・ビノシュ主演の大人向け恋愛ファンタジー。古くからの伝統が根付くフランスの小さな村にある日、謎めいた母娘がやってきてチョコレートショップを開店。母ヴィアンヌの客の好みにぴったりのチョコを見分ける魔法のようなパワーで村人たちはチョコレートの虜となっていきます。劇中においしそうなチョコレートがたくさん登場するのも見どころ。

◆ゴースト ニューヨークの幻(1990年)

 デミ・ムーアとパトリック・スウェイジが贈るラブストーリーの王道は、公開から28年経った今も名作として根強い人気があります。死んだ恋人を思い続ける女性の一途な姿は、涙なしでは観られません。大切な人のことを改めて思いやる気持ちを持たせてくれる作品です。

◆あなたは私の婿になる(2009年)

 互いに第一印象の悪かった男女が、思いがけない出来事をきっかけに惹かれ始めるラブストーリー。サンドラ・ブロック演じるキャリアウーマンが、ビザが切れて国外退去を命じられることを阻止するため、アメリカ人の部下と偽装結婚をもくろむというロマンティックコメディは、恋人と一緒に楽しんで観るのに最適です。

◆ユー・ガット・メール(1998年)

 メグ・ライアンとトム・ハンクス演じるインターネットで知り合った名前も知らない男女が、メールのやり取りをしながら互いに惹かれていくロマンティックコメディ。まだスマホがない時代、当時の最先端ツールだった電子メールとラブチャットで繰り広げる恋愛は、ちょっと新鮮で何度観ても楽しめます。

◆50回目のファースト・キス(2004年)

 ドリュー・バリモア演じる記憶障害の女性を一途に愛するアダム・サンドラー演じる男性の愛を描いたロマンティックコメディ。記憶が1日でリセットされてしまう恋人と毎日、初対面から始めて愛を告白し続ける心温まる物語。長澤まさみと山田孝之主演で今夏日本でもリメイクされる予定なので、この機会にぜひオリジナル作品をチェックしてみては。