昨夏はトム・クルーズ主演の映画「トップガン マーヴェリック」が空前の大ヒットとなったハリウッドですが、大作や話題作が多く公開される今年の夏はどんな作品がラインアップされているのでしょう。すでに、今月5日に公開された任天堂が1985年に発売したゲーム「スーパーマリオブラザーズ」を原作とした米アニメーション映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が、公開から5日でアニメ映画としては史上最高となる3億7700万ドルの世界興行収入を記録する大ヒットとなっていますが、5月から8月にかけて続々公開されるサマームービーシーズンを前に、今年の注目作品を2回に分けて紹介します。
■「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」日本公開5月3日 全米公開5月5日
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ第3弾は、ジェームズ・ガン監督によるシリーズ完結編となります。現行キャストでのぞむ最後の作品となる本作では、銀河一の落ちこぼれヒーロー集団の前に銀河を完璧な世界に作り変えようとたくらむ最強の敵が現れます。銀河、そして仲間を救うための壮絶な戦いの鍵を握るのは、ブラッドリー・クーパー演じるロケットの過去になると伝えられており、ラストにふさわしいスケールの大きな作品になりそうです。全米公開に先駆け、日本で先行公開されます。
■「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」5月19日日米同時公開
2001年に公開されたヴィン・ディーゼル主演のカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズ第10作目となる「ファイヤーブースト」は、「トランスポーター」シリーズで知られるルイ・ルテリエ監督が初メガホンを取り、お馴染みの顔ぶれが再集結します。また、「アクアマン」シリーズなどで知られるジェイソン・モモアが新キャストとして登場するほか、かねてからシリーズの大ファンだと公言していたブリー・ラーソンの参入も伝えられています。メインシリーズ初の日米同時公開となる本作も、ド派手なカーアクションが期待できそうです。
■「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」6月16日日本公開、6月2日全米公開
ピーター・パーカーの遺志を継いだ少年マイルス・モラレスを主人公に新たなスパイダーマン誕生を描いた「スパイダーマン:スパイダーバース」(19年)の続編。コミックをそのままアニメーションにしたような映像が大きな話題となった前作は、「スパイダーマン」シリーズ初となるアカデミー賞長編アニメーションを受賞しています。マルチバースを自由に行き来できるようになった世界で、様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマン同士の戦いが始まります。
■「リトル・マーメイド」6月9日日本公開 5月26日全米公開
89年に制作されたディズニーの名作アニメーション「リトル・マーメイド」の実写版。「シカゴ」(02年)などで知られるロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、歌手で期待の新人ハリー・ベイリーがアリエル役に抜擢されています。アニメではアリエルは白人少女だったことから有色人種のベイリーが同役を演じることに一部ファンから批判の声も上がっていましたが、オリジナルのアニメ版とは全くことなるバージョンとしてアリエルが描かれているようで、どのような作品になるのか注目です。
【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)





