CyberAgent Legitがこのほど、東京・渋谷区役所を訪れ、長谷部健区長(53)に完全優勝の報告と、25日に開幕するD.LEAGUE 25-26 SEASONでの連覇を誓った。
Legitは親会社のサイバーエージェントが同区役所近くにあり、練習場も同区内で、渋谷を拠点としている。
Legitは24-25 SEASONでレギュラーシーズン3連覇を達成。チャンピオンシップ(CS)でも宿敵KADOKAWA DREAMSを破り初優勝を達成した。プロダンスリーグとして5シーズン目を戦ったD.LEAGUE初の快挙で、過去2シーズンCS決勝で同チームに敗れていたチームにとっても悲願を達成した。
長谷部区長にとってもうれしい報告だった。初めてLegitの訪問を受けたのは2年前、レギュラーシーズン初優勝の報告だった。大手広告代理店「博報堂」出身のアイデアマンだけあって、初対面からLegitのパフォーマンスと発信力に興味津々。自ら渋谷を舞台にLegitのダンスを生かしたアイデアを次々に披露。ディレクターFISHBOYと意見交換するうちに宿題も授けるほど交流を深めた。
昨年は渋谷区とサイバーエージェントがダンスにおける相互協力に関する協定を締結。今年2月に開催したアートとテクノロジーを融合したイベント「DIG SHIBUYA」、にメンバーが参加。渋谷区を通じて募集した区民を東京・TOYOTAアリーナで迎える新シーズンに無料招待するなど、「相互協力」を進めている。
今回の表敬訪問では、CS優勝を決めた作品「Crystal」をあらためて鑑賞。長谷部区長は「一糸乱れずぴったり合っているかと思えば、個性あふれて踊る場面もある。どれだけの体力、体幹の強さが必要なんだろう。素晴らしい」と感心。
リーダーTAKUMIからは「CS当日は後攻だったので、先攻のKADOKAWAが生み出した会場の熱気を静める狙いもあって、静かなテンポから入っていきました」と、作品の秘話が明かされた。
いよいよ6年目のシーズンが始まる。コロナ禍で無観客から始まったD.LEAGUEは今季から16チームを2つに分け、8チームずつのリーグ戦を2日間連続開催で展開する2ブロック制に移行。会場も倍近くビッグサイズのTOYOTAアリーナを使用する。
渋谷も変わった。コロナ禍で繁華街を支えた飲食店が営業が困難となり「路上飲み」があふれた街は、外国人観光客が大挙して訪れ、スクランブル交差点や大型ビジョンにスマホを向ける。以前に増して、日本を代表する街になった。
5シーズン前、最下位からスタートしたLegitは3年目でシーズン優勝を遂げ、4年目で常勝軍団となり、5年目で完全王者になった。9人だったメンバーも12人になった。
完全優勝して何か変わりましたか?
問いかけると、真っ先にATOが教えてくれた。
「個人的にヨーロッパに行ってきたんですが、現地のダンサーから『優勝おめでとう』と声をかけられるんです。1人じゃなく、何人にも。配信されていることもあるんですが、それだけD.LEAGUEが注目されているんですね」。
TAKUMIも言う。
「以前からあこがれて、尊敬していたダンサーの方々から祝福される機会がありました。5年やってきたことが認められたのだと感じました」。
変わらぬ応援と変わりゆく街。成長を続けるチームと高まる注目度。
渋谷区役所を出ると、メンバーの多くが練習場に向かった。
この姿は変わらない。
ダンス大好きD.LEAGUE
「第一生命D.LEAGUE 25-26」が始まる。





