マツケンこと、歌手で俳優松平健(71)が大阪・関西万博会場で開かれた「大阪ウィーク~夏~」オープニングイベントで「マツケンサンバ2」を披露しました。約6000人が歌い、踊り、曲の最後の「オレ!」のかけ声で盛り上がりは最高潮に。大阪府の吉村洋文知事は「会場が完全に1つになった~!」と大興奮。一体感をもたらした1つにSNS(交流サイト)でバズった手作りの「サンバ棒」がありました。
EXPOアリーナ「Matsuri」は、中央にやぐらが立ち、赤いちょうちんが放射状につるされ、やぐらが丁寧に組まれていました。
「オレー、オレー」というおなじみのフレーズに乗せて来場者も軽やかにステップを踏みます。多くの人が両手に持った手作り「サンバ棒」をフリフリ。
両手に手作りの「サンバ棒」を持った大阪府河内長野市から来た女性(49)は「楽しかった」と声を弾ませました。
イベント7日前抽選で当選した女性は万博の情報を発信する自身のX(旧ツイッター)に、「上様」を支える腰元ダンサーズの必須アイテム「サンバ棒」の作り方を投稿しました。新聞紙を丸め、100円均一ショップで購入できるキラキラとしたビニール素材のパーティーカーテンなどを紹介しました。「すごく反響があり、サンバ棒をきっかけに当日、参加する方ともつながりました」。他の参加する人たちのSNSにも手作り「サンバ棒」が投稿され、バズっていたといいます。
当日、入場ゲートには手荷物チェックでは「棒状のものなので、もしかしたら持ち込み禁止になるかも」とヒヤヒヤしたそうですが、無事に通過した際には「入国しました!」とXに投稿。SNSでつながった仲間と情報を共有しました。
河内長野市の女性と会場で初対面した埼玉県から来た40代の女性は「彼女と会えるのも楽しみだったし、サンバ棒を作る時間も楽しかった。きょうは目印としてこんな服を着ていきますって、連絡を取り合うのもワクワクした」と声を弾ませました。「マツケンサンバ2」「万博」「サンバ棒」がキーワードとなり、輪が広がりました。
04年に発売された大ヒット曲「マツケンサンバ2」は若い世代を中心に再び脚光を浴びています。きらきらした情熱的な世界観が、動画投稿サイトやSNSを通じて若い世代にも浸透。万博のマツケンサンバは、浴衣姿の若い女性も楽しそうにステップを踏みました。やぐらの上のマツケンは来場者にこう呼びかけました。
「みなさんに笑顔になってもらい、自分も元気になる。本当にハッピーな曲です」
会場にはミャクミャクのかぶりものを頭にかぶり、「オレ!」に左手の持った「サンバ棒」を高く突き上げる男性も。夕日に照らされた金色のサンバ棒が輝き、会場はさらにヒートアップしました。
老若男女を問わず、踊り、歌い、日本を元気にする曲は、だれも拒まず、輪の中に迎え入れてくれます。【松浦隆司】(ニッカンスポーツ・コム/コラム「ナニワのベテラン走る~ミナミヘキタヘ」)




