乃木坂46の川﨑桜(22)が、39枚目シングル「Same numbers」(30日発売)で初めてポジション最前列(フロント)に立つ。ファンへの思いを胸に「チャンスを逃したくない」と熱いハートで前進。加入4年目の夏、一皮むけた自分をステージから届けていく。【玉利朱音】
■「安心」同期一ノ瀬と“シンメ”
川﨑は今シングルで初めて表題曲のフロントに立つ。選抜発表の日を振り返り「発表が終わって帰るまでに、なんだか涙が出ました」と照れ笑いした。選抜メンバーは乃木坂46として近年では最少人数の16人で、フロントは3人。「全く予想してなかったので、すごくびっくりしました。選んでいただいて、やっぱりすごくうれしかったです」。
卒業メンバーで交流のある与田祐希(25)から応援メッセージが届いたという。「『自分のことみたいにうれしい』と連絡をくださって、すごくうれしかったんです」と感謝。スタッフからも「『特別なことはせず、今までやってきたことをそのまま見せれば大丈夫』と声をかけていただき、安心しました」と頬を緩めた。
同作では同じく初フロントで同期の一ノ瀬美空(22)とともに、センター賀喜遥香(23)の脇を固める。いわゆる“シンメ”である一ノ瀬については「目指すアイドル像みたいなものが似ている気がしていて、戦友や同志みたいな気持ちが大きいです」と語った。
さらに「ライブでシンメの立ち位置のときの心強さや安心感がすごく大きいです。今回の選抜発表後も『頑張ろうね』って手を握りながら言ってくれました」と信頼を寄せる。
■「チャンスを絶対に逃がさない」
今作のミュージックビデオのテーマは「過去は変えられないけど、過去を救うことはできる」という。川﨑の感情をむき出しにした表情やパフォーマンスも印象的で「これまでの活動で苦しかったことや、ずっと心にある消化しきれなかった思いみたいなものを考えていたら、なんだか涙が出てくるような表情になっていました」と振り返った。
加入4年目で初めて立つ、乃木坂46の最前列。「ファンの皆さんと一緒につかんだこのチャンスを絶対に逃したくないなって思います」と心を燃やす。「今回ファンの方がすごく喜んでくださって本当にうれしかったですし、この夏でちゃんと成長して、次につなげられるよう頑張りたいと思います」と意気込んだ。
5日の北海道公演から、毎年恒例の「真夏の全国ツアー2025」が開幕。今年も乃木坂46の熱い夏がスタートした。「今年のツアーのスタートラインに立ったとき、これまで3年積み上げてきたものが土台になっていることを感じられました」と自身の成長を実感している。
一方で「自分の中で満足がいかないことも少しありました」と吐露。北海道公演からの帰りの飛行機内では、自身が参加する楽曲の歌詞を改めて読み込んだ。「より具体的なイメージを持ちながらパフォーマンスするために、もっと自分の中に落とし込まないといけないと思いました」とストイックに向き合っている。
今夏の目標を聞くと「一皮むけた自分になりたいと思っています」と、大きな瞳に力がこもった。ツアーではファンやスタッフからも、川﨑が見せる表現力を称賛する声が多くあがっている。「もっと磨いて自分に自信を持ちたいですし、明治神宮野球場でのファイナルが終わったときに『やりきった!』と思える夏にしたいです!」と誓った。
これまで積み重ねた努力と経験が花開く、飛躍の夏が到来した。
◆川﨑桜(かわさき・さくら)2003年(平15)4月17日、神奈川県生まれ。22年2月加入の5期生。愛称「さくたん」など。特技はフィギュアスケートで、フジテレビ系フィギュアスケートスペシャルサポーターも務めた。155センチ。血液型不明。








