タレントのヒロミ(50)が8日深夜、日本テレビ系「ナカイの窓」に出演。代名詞となっている“タメ口”の始まりは漫才師の故横山やすしさん相手だったことを明かした。

 芸能人の間での「呼び方」の話題になり、MCを務めるSMAPの中居正広(42)の“タメ口”の使い方について、ヒロミら出演者がツッコミを入れた。すると、中居から「(目)上の人を“さん”付けで呼ぶ人はいますか?」と尋ねられたヒロミ。タレントの所ジョージ(60)を「所っち」、ビートたけし(68)を「おじさん」、明石家さんま(59)を「さんちゃん」と呼ぶといい、出演者一同を苦笑いさせた。

 お笑いコンビ、フットボールアワーの後藤輝基(40)から目上の人に対して“タメ口”を使うことにことで、「キレられたことはないんですか?」と問い質され、ヒロミは「ない」とキッパリ。しかし、関西の先輩に番組の本番中に「自分、そんなに偉いんか?」と尊大な態度を指摘されたという。その指摘に「はい。偉いんです」と答え、笑いになったと振り返った。

 また、ヒロミは芸能界で一番最初に目上の人に“タメ口”を使った相手は、ネタを見せる番組に出演した際、司会を務めていた横山さんだと告白。その番組でコント中に関西弁をバカにするようなネタをやり蹴られたそうだが、「おじさん、向こうに座ってな」と“タメ口”で対応して笑いが取れたという。それがきっかけで「お前、おもろい」と言われ、結局、番組で10週連続勝ち抜いたと回顧。「そこが俺の芸能界の始まり」だと笑い、今の“タメ口”に繋がったと明かした。