ガールズバンド「LoVendoЯ(ラベンダー)」のボーカル岡田万里奈(23)とギターの宮沢茉凜(24)が2日、東京・中目黒ビオキッチンスタジオで「おかまりん アコースティックライブ」を行った。

 冒頭で、岡田がかつて「カラオケ大会で歌っていた」というTEEの「ベイビー・アイラブユー」を美しいハーモニーで披露し、観客を引きつけた。続く2、3曲目では岡田が作詞作曲した2人のオリジナル曲を立て続けに初披露。3曲目の「つれないの唄」では、釣りが得意で、日刊スポーツ釣り面のコーナー「オカマリの雨のち晴れいっつも釣り!!」でも活躍する岡田が「コマセ」や「ドラグ」などの釣り用語をちりばめて釣れない魚への思いを込めた歌詞を情感たっぷりに歌って盛り上げた。

 同ライブの開催は今回が2回目。リーダーの田中れいな(27)が4日から始まるミュージカル「悪ノ娘」に出演するための稽古などでグループを離れることから、岡田と宮沢の2人で「おかまりん」として4月からライブを行ってきた。この日はファンクラブから当選したファン約40人が集まり、岡田の歌声と宮沢のギターで織りなす絶妙なハーモニーに聞き入った。

 系列事務所の大先輩にあたるモーニング娘。’17の「サマーナイトタウン」や嵐の「One Love」など、多彩なカバー曲も見せた。来月21日に第3回を開催することが早くも決定したことも報告し、ユニットとしての可能性を感じさせる内容に、ライブが終了するとファンからは大きな拍手が巻き起こった。

 宮沢は「おかまりが緊張していたので、和ませるのが大変でした」と振り返り、岡田は「反省することもたくさんありますが、またレベルアップした私たちを見に来てください」とファンにあいさつした。

 LoVendoЯは来月1日から全国5都市をめぐるライブツアーもスタートさせる。