三池崇史監督作品「ジョジョの奇妙な冒険」の公開記念舞台あいさつが5日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の山崎賢人(22)や新田真剣佑(20)らが登壇した。

 シリーズ累計発行部数1億部を超える人気漫画の実写作品で、「スタンド」と呼ばれる特殊能力をもつ主人公が悪と戦い、成長していく姿を描いた作品。神木隆之介(24)小松菜奈(21)岡田将生(27)、さらには山田孝之(33)伊勢谷友介(41)など、人気俳優が勢ぞろいした。

 映画はスペイン・カタルーニャ地方のシッチェスという町で撮影されたという。ロケを振り返り、小松が「山崎さんが現場でハトを追いかけていて、不思議な方だなと思いました」とほほえましいエピソードを話すと、山田は「毎日毎日ステーキ食ってて、『そろそろ鶏、食いたいな』って言ってましたね」と完璧なオチをつけ、笑いを誘った。

 また伊勢谷は話を振られると、唐突に「ずっと聞きたかったんだけど、君、名字ついたでしょう、急に」と、5月に改名したばかりの真剣佑に向けてポツリ。「千葉じゃねーのかよって、すげー思ってたよ」と、真剣佑の父で俳優、千葉真一(78)と名字が違うことを指摘した。真剣佑は「千葉でもよかったんですけど」と話し、“千葉真剣佑”の可能性もあったことを明かした。