双子のパパになったばかりの米俳優ジョージ・クルーニー(56)が、父親になった心境を語った。

 今年6月6日に妻で弁護士のアマルさんが双子の男女を出産して以来、イタリアのコモ湖で育児に専念する日々を送っているクルーニーは、このほどAP通信のインタビューに応じた。56歳にしていきなり2児のパパとなったことに対し、「突然、他の人間に対して責任を持つようになる。とても恐ろしいことだよ」とジョークを交えて語った。「今の僕の仕事はおむつを替えて、子供たちを連れてちょっとした散歩に行くこと」とイクメンぶりも披露。さらに、「この年で双子の親になるなんて考えてもいなかった。計画は立てないことだよ。ただ流れを楽しむべきだ」と世の男性へのアドバイスも。

 子供を預けて何度か夫婦でディナーデートを楽しむ姿が目撃されているが、この3カ月は仕事をセーブしてきたクルーニーは現在、10月に公開される自身の監督作「サバービコン」のプロモーションに向けて準備を進めているという。パパになって初めて公の場に出る日も近そうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)