V6岡田准一(36)の主演映画「関ケ原」が今日6日にも動員100万人を突破する大ヒットとなった。5日には都内の上映館で、岡田と共演の東出昌大(29)や原田真人監督(68)が大ヒットを記念して舞台あいさつを行った。満員の観客を前にした岡田は「先日、街を歩いていたら、突然『公開おめでとうございます』と言われました。そんなことが2度3度あって。これを最近は『鬼ヒット』というそうです。もう1つ上の『修羅ヒット』まで行けるかも」と笑った。

 マイナスイメージの強かった石田三成を「義の人」として描く異色作。岡田は「三成の心境はプレッシャーでギリギリ。監督にも気付かれないようにいつも『おなかの痛い人』のつもりで演じてました」。ゲストとして登壇した三成の15代目子孫、石田秀雄氏(67)は「私はDNAが強すぎて三成同様の過敏性腸炎。おなかの痛そうな演技はしっかり伝わりました。それだけでなく岡田三成の正義感に感激です」と話した。

 公開9日間で興行収入10億円を突破しており、今年の実写日本映画NO・1ヒットとなる可能性も十分にある。