吉川晃司(52)が、アニメ映画「マジンガーZ/INFINITY」(来年1月13日公開)に、エンディングテーマ「The Last Letter」(配信日未定)を書き下ろしたことが12日、分かった。

 本作は漫画家・永井豪氏原作で、70年代に一世風靡(ふうび)した巨大ロボットアニメの続きを描いた映画。アニメは主人公・兜甲児(かぶと・こうじ)が操るスーパーロボット・マジンガーZらが悪の野望を阻止し、平和を取り戻して終了した。本作は10年後、再び未来を託されたマジンガーZや人々の激闘を描く。

 ◆「マジンガーZ」 搭乗型巨大ロボットアニメ作品の元祖。多彩な武器と圧倒的強さを誇るマジンガーZと、主人公・兜甲児ら個性的なキャラクターが登場。永井氏が手掛けた漫画は72年から約1年間、「週刊少年ジャンプ」に連載。テレビアニメは同年12月から約2年間、フジテレビ系で放送され、最高視聴率は30・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と人気を博した。テレビアニメは世界35カ国以上で放送され、特にフランス、スペイン、イタリアで人気がある。スペイン東部のタラゴナ市にファン制作の高さ10メートルのマジンガーZ像が建てられ、観光名所になっている。