紅白初出場の竹原ピストル(41)の本番当日のリハーサルで、嵐の櫻井翔(35)が曲紹介を行い、直立不動で竹原の歌を聞き入った。

 竹原の魂あふれる歌声には、交流のあるダウンタウン松本人志(54)をはじめ、芸能界でも信奉者が多いことで知られる。白組司会の二宮和也(34)から「僕の友達です」と呼び込まれた櫻井も、ギター1本で弾き語りする竹原の姿を、微動だにせず見詰め続けた。

 竹原はリハーサル初日の29日に他の共演者と話したかと聞かれ「人見知りなんで、まだ話せていないです。モジモジしています」などと謙虚に語った。この日も「よー、そこの若いの」の歌唱前に「竹原ピストルと申します。リハーサル、よろしくお願いします」と言って歌い始め、歌い終わると「どうも、ありがとうございました」と言い、謙虚に舞台を後にした。