7日に米ロサンゼルスで開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式は、昨年ハリウッドを揺るがせたセクハラ問題への抗議として出席者の多くが黒いドレスで出席した中、華やかなドレスを着用したモデルのバーバラ・メイヤー(31)がインスタグラムでその理由を語っている。

 今年のゴールデン・グローブ賞は、女優メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、アンジェリーナ・ジョリーを始めとする女優や俳優が黒いドレスやスーツ姿で登場し、黒一色に染まった中で、メイヤーのフラワーをモチーフにしたゴージャスなドレスはひときわ注目を集めた。

 「多くの女性たちが今夜、(セクハラへの抗議を目的とした)タイムズ・アップを支援するため黒いドレスを着ることになっている。これはとても重要で素晴らしいイニシアチブだと思うけど、私はカラフルなドレスを着ることに決めました。今夜の授賞式を自分たちの権利のために立ちあがる強い女性のためのものにしたいのなら、セクシーなドレスを着てはいけないとかファッションを通じて自分たちの個性を表現する楽しみを奪うようなことは間違っていると思う」とコメント。ハリウッド全体がセクハラ被害者との連帯を示すためにい黒いドレスでセクハラに抗議をしようという雰囲気が強まる中、自由なファッションで自分らしくいることの重要性を訴えかけた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)