「AbemaTV(アベマティーヴィー)オリジナルドラマ進出記念作品♯声だけ天使」の完成披露試写会と舞台あいさつが12日、都内で行われた。同作はアニメの聖地・池袋を舞台に、声優に憧れて上京してきた主人公ケンゾウと同じ志を持つ4人の仲間の友情と純愛、挫折と希望を描いた青春群像劇。計10話で毎週月曜午後10時から放送。第1話は15日にスタート。

 主演の亀田侑樹(26)は「冒頭に自分のキャラクターを設定するシーンが印象的でした。仲間から何度もダメだしが出たりして。でもこれが決まったことで、全体のイメージができました」。ヒロインさくら役の仁村紗和(23)は「別々の撮影が多くて皆さんと一堂に会したのは初めて。自分としては影を引きずった女性という役作りに苦労しました」という。

 どういう人に見てほしいかと聞かれると、亀田は「現在、夢を追っている人にぜひ見てほしい。自分だけでなく、このストーリーのように助けてくれる仲間もいる。みんなの生きざまをぜひ見届けてほしい」。

 第1話特別ゲストの声優野沢雅子(81)も登場。「役としてならいいけど、素で画面に出るのは苦手です」と話しながらも「声優は声だけで全てを表す仕事。目指す人は他人を入念に観察して、引き出しに多くのものを持つことが財産になる」と後輩たちにアドバイスした。

 試写会は、今日13日に大阪・うめきたSHIPHALLで、14日には福岡・スカラエスパシオで開催する。