Hey!Say!JUMPの知念侑李(24)が19日、都内で、公開中の主演映画「坂道のアポロン」(三木孝浩監督)の舞台あいさつに出席した。

 一生ものの恋愛や友情を描いた同作にちなんで、自分にとっての運命を変えた出会いは何か聞かれた。「僕はやっぱり、嵐さん、大野智さんを知って、今ここに立てている。それがなかったら、今頃、ニートだったのかなと思います」と答えて、共演の中川大志(19)からは「そんなことはないでしょ!」と突っ込まれた。さらに「小さい頃ダンスを習っていたので、すごくかっこいいダンスで人に感動を与えられることが仕事になるんだ、というのを知って。それでジャニーズ事務所に入ったので」と続けると、客席から拍手を浴びた。

 この日は、キャストにはサプライズで、原作漫画の作者、小玉ユキ氏からの手紙が司会者によって読まれた。小玉氏から「一生もののすばらしい映画を、ありがとうございました」などと感謝されると、知念は感激のあまり、涙を流した。泣き顔を見られまいと後ろを向き、「恥ずかしい! 小玉先生に、この映画ができて喜んでいただいたのがうれしくて。僕でよかったと言っていただいて。ホッとしました。人前で泣かないって決めているタイプなので、ちょっと恥ずかしいですけど」と話した。

 三木監督も小玉氏からのメッセージを聞き、「よかったよ~、本当に、もう~!」と泣きながら知念、中川、小松菜奈(22)を抱き寄せた。