広瀬すず(19)が22日までにブログを更新し、21日に最終回が放送された主演の日本テレビ系ドラマ「anone(アノネ)」について「この6年間の集大成と言ったらおこがましいけど、これまでの作品、役、人に感化され今いる私が出来る全てを捧げた」と心境を明かし、共演の田中裕子(62)と一緒にピースをした2ショット写真を公開した。

 広瀬は、映画デビュー作「謝罪の王様」(13年)でも監督を務めた、水田伸生監督と10代最後のドラマを作り上げたことについて、「大切な犬をね、探して名前呼びながら抱きかかえる演技が出来なくて、何もかもペラペラでそんな私に細かく指導して頂いて、それでも今見る事すらできないくらい酷いんですけれども、、あれから6年経って今また監督の元、こうして、ご一緒させて 頂けているのが凄く不思議な感覚なんです」と感慨をつづった。

 その上で「しかも6年て、わたし、割と続けれてる、、じゃないか ひたすら濃厚な6年間でした だから、私の中ではこの6年間の集大成と言ったらおこがましいけど、これまでの作品、役、人に感化され今いる私が出来る全てを捧げたような感じ、というかつもりです」ともつづった。

 また「もちろん力不足だなぁ、と思うことは死ぬほどありますけれど私はこの作品に出会えたことが何より大切で、きっと、この世界にいてもanoneが、anoneが、あの時ね、って言うこと、たくさんあると思う これが、本当にお芝居が楽しいって事なんだ、、って、思ったのさ」と、同作で芝居の楽しさを、あらためてかみしめたと強調。「もちろん今までもたのしい時間はたくさんあったけど、これが、お芝居の本当の面白さと感じ方でそれを受け取ってこんな風な気持ちが、、とか、ちょ、何言ってるか分かんないかもしれないけど本当に本当にお芝居が楽しくて楽しくてこんな楽しいって思ったの本当はこれが初めてなんじゃないか、と思ったくらい楽しかった もちろん、田中さん、小林さん、阿部さんだったから、こんなにも楽しかったって思うんだと思います」と田中、阿部サダヲ、小林聡美ら共演者に感謝した。

 そして「んんん~ニセモノだろうが本物だろうが自分が信じた、情が溢れるものが本物なんだと思います 罪を犯してでも守りたいもの、って本当に守りたい約束とかって実はそんなたくさんないと思うから あの4人が幸せになってくれる事を願います」(コメントは原文のまま)と、作品への愛情を吐露した。

 「anone」の平均視聴率は初回9・2%、第2回が7・2%、第3回が6・6%、第4回が6・4%、第5回が5・9%、第6回が5・5%、第7回が4・9%、第8回が5・4%、第9回が4・4%、最終話が5・6%(いずれも関東地区)だった。