木梨憲武(56)が12日、都内で、主演映画「いぬやしき」(佐藤信介監督、20日公開)の舞台あいさつを、共演の佐藤健、三吉彩花と行った。超人的な能力を得た初老の男が、同様の力を持ち、悪用する男子高校生と戦う作品。会場には高校生約150人が招待され、木梨は人生の先輩としてアドバイスした。

 「大好きなものを見つけて頑張って。思いを強くすると現実になる。願いが強いとそこに向かえる。夢がかなう時は絶対にくる」と語った。反抗期で父との関係が良くないという女子高生には、自身の家族もテレビのチャンネル争いをしていると紹介。「お父さんに優しくしてあげて」と語った。

 また、同作品については「すごい作品が米国から来る中、日本代表として頑張る」と思いを語った。

 一方、佐藤は作品同様の力を得たら「空とか飛びたい。無敵の力を得たい」。三吉は「人を救える力だけほしい」と語った。