嵐の櫻井翔(36)が4日、都内で、公開初日を迎えた主演映画「ラプラスの魔女」(三池崇史監督)の舞台あいさつを共演の広瀬すず、福士蒼汰らと行った。未来を予見する知性と殺人事件をテーマに描いたミステリー。

 4年ぶりの映画単独主演という櫻井は「反響や期待は分かりませんが、とにかくいっぱいの人に見て欲しくて、前売り券をあふれるほど買って配りました。150枚くらい配ったと思う。見てくれた人からねずみ講的な形で広がっていくといい」と冗談めかして語った。

 また、広瀬との共演に櫻井は「すずちゃんがお肉とニラが好きで、肉とニラの話をしていました」と紹介。すると広瀬が「櫻井さんは1つの話の中で『何つって』と言葉を5回ぐらい言うんです」と指摘。櫻井は「初めて知った。すごい指摘。(確かに)言うよ」と、自身では気付かない口癖に驚いていた。また、櫻井は福士の印象を「イケメンだな」。福士は櫻井の印象を「優しい方でトゲが一切ない。球体のような人」と語っていた。

 会場では作品のテーマにちなみ予知能力やあり得ないような出来事の話題も。櫻井は予知能力があったら「この映画がどのくらいの人に見てもらえるか知りたい」。最近のあり得ない話には「今朝です。逗子いて、横須賀線の電車で1人で戻ってきたのですが、何年ぶりかで寝過ごしてしまったんです。品川で電車を降りようとしたのですが、起きたら品川が遠ざかる。マジかと。久々に寝過ごしてしまった」と明かした。

 広瀬は「昨日、姉(広瀬アリス)が家に帰ってきた時に着ていた服を、全身、全く同じ物を私も持っていたんです。さすがに気持ち悪いと思いました」。福士は、海外に行った際に乗ったバスで寝過ごした話を紹介。会場の女性ファンから「かわいい」と言われ、笑顔を見せていた。

 最後は、櫻井が同映画のシリーズ化に「あり得ます」ときっぱり。もし続編があるなら「できることなら参加したい」と意欲を示した。

 他に玉木宏、高嶋政伸、三池監督も登壇した。また、櫻井が、同じ所属事務所のTOKIO山口達也の問題に触れることはなかった。