9日に放送された吉高由里子が主演を務める日本テレビ系の「正義のセ」(水曜午後10時)の第5回平均視聴率が9・1%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回放送は11・0%、2回目9・9%、3回目10・3%、4回目は9・4%だった。

 阿川佐和子氏の同名小説シリーズが原作。ドラマは吉高が演じる2年目の検事竹村凜々子が、一生懸命に周囲を巻き込んで事件に取り組み、検事として女性として成長する物語。

 第5回のあらすじは、凜々子(吉高由里子)の妹温子(広瀬アリス)が、恋人の後藤公一(渡部秀)を竹村家に連れてきた、結婚して豆腐店を継ぐという。父浩市(生瀬勝久)は突然のことに驚き猛反対。混乱の中で凜々子は自分が恋人と別れたことを話してしまう。

 ある日、凜々子は女性の転落事件を担当することになった、事件性があるかもしれないということで、相原(安田顕)とともに現場に向かい調査を進める凜々子はいつも通り気合が入る。

 被害者は神奈川医大教授の高嶋敦史(原田龍二)の助手三宅香織(佐藤めぐみ)で、2人は不倫関係だった。そして三宅の爪から高嶋のDNAが検出され、高嶋が殺人容疑で逮捕されるが、本人は取引先の茂木康彦(木下隆行)と「銭湯に行っていた」と容疑を否認する。

 そんな中、凜々子は大塚(三浦翔平)との共同捜査を命じられる。