女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)14日放送第37話の平均視聴率が19・0%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、秋風羽織(豊川悦司)から、メシアシとして雇いペンを持たせることはないと言われた鈴愛(永野芽郁)は、漫画の原画を盾にメシアシではなく雇うように要求。しかし、ボクテ(志尊淳)に奪い返されると今度は雇われた理由を問いただした。秋風はこれまで雇った若者アシスタントが辞めていった事などを話すと鈴愛は「絶対に帰らない。諦めたくない」と漫画家への熱意を伝えた。そこで秋風は漫画の背景のカケアミの課題をだし、行く末を決める事にした。一方、律は東京で新しくできた友だちの朝井正人(中村倫也)の誘いで食事に行くと、そこには地元の喫茶店「ともしび」に似た店があった。そしてそこになぜか秋風がいた、という内容だった。