俳優沢村一樹(50)がフジテレビ系連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」(月曜午後9時)に主演している。「絶対零度」シリーズは、過去に連ドラで2シリーズ、スペシャルドラマで1本が上戸彩主演で制作されている。今シリーズでは、フジテレビの看板ドラマ枠「月9」初主演となる沢村を主人公に迎えて、「未来の犯罪を予測して捜査する」をテーマに描く。

 6日放送の第5話では、関西ジャニーズJr.の道枝駿佑(16)がゲスト出演する。成績優秀なエリートでありながら、相次ぐ動物殺傷事件の犯人として容疑を掛けられる難しい役どころだ。関西ジャニーズJr.出身で、レギュラーの関ジャニ∞横山裕(37)と初共演する。横山との共演を、道枝は「同じ関西出身なので、直属の先輩ですし、本当にうれしいです」。横山は「道枝君にしか出せない透明感や初々しさと、今回の役どころとのギャップは、驚く方が多いんじゃないかなと思います」と話している。

 公安外事第二課のエリート刑事だった井沢範人(沢村)は、ある事件がきっかけで総務部資料課分室への異動を命じられる。資料課分室のメンバーは、警察内のトラブルメーカーばかりだ。だが、この資料課分室には、刑事企画課特別捜査官・東堂定春(伊藤淳史)が中心となって秘密裏に進められてきた重要プロジェクトが託されていた。日本国民のあらゆるデータを解析、過去15年分の犯罪記録と照らし合わせることによって、AIがこれから起こる重大犯罪、主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出す未然犯罪捜査システム、通称「ミハン」システムの実用化プロジェクトだった。

 第5話で、ミハンチームの井沢(沢村)たちの前にやってきた東堂(伊藤)は、ミハンシステムがリストアップした新たな危険人物が17歳の高校生であることを告げる。私立青葉中央高校2年の岡崎直樹(道枝)だ。直樹は成績はトップクラス、バスケットボール部のエースで、父親は文科省の次期事務次官候補と言われている岡崎治(吉満寛人)というエリート。だが、世田谷区で動物殺傷事件が相次ぎ、防犯カメラの映像から直樹に疑いがかかっていた。東堂は、動物への虐待や殺傷は殺人事件を起こす予兆であるとして、過去の犯罪事例を提示する。そこには、25年前に起きた練馬台無差別殺傷事件も上がっていた。

 山内徹(横山)は、バスケ部の外部指導員として青葉中央高校に潜入する。実はこのバスケ部では、指導員が次々と辞めていた。一方、小田切唯(本田翼)と田村薫(平田満)は、制服警官になりすまし、岡崎家周辺の住人から情報を集めようとする。そこに現れたのが、大手新聞社の元記者で、凶悪犯罪のルポを何冊も出版しているジャーナリストの川上邦明(近藤公園)だった。直樹に接触したという川上は、動物殺傷をしている少年少女に会い、殺人衝動をくい止めるために話を聞いているのだという。