女優吉岡里帆(25)が主演のフジテレビ系連続ドラマ「健康で文化的な最低限の生活」(火曜午後9時)で新人ケースワーカー役に挑戦している。

 義経えみる(吉岡)は、安定を生活を求めて東京都東区役所に就職、公務員になった。だが、最初に配属された「生活課」で待ち受けていたのは、個性豊かな職場の仲間たちと、生活保護の壮絶な現実だった。彼女が担当する110世帯の生活保護受給者たちには、知れば知るほど奥の深い、それぞれの人生があった。原作は週刊「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の柏木ハルコ氏の同名コミック。

 7日放送の第4話では、1年前に夫のDVが原因で離婚して、生活保護を受けている岩佐朋美(安達祐実)が、えみる(吉岡)の同期の新人ケースワーカー七条竜一(山田裕貴)を訪ねて窓口へやって来る。朋美は6歳になる娘の育児をしながら求職活動にも積極的で、七条は女手一つで育ててくれた自分の母の姿を重ね、熱心に求職活動を勧める。

 一方、朋美の面談中に娘の咲(吉澤梨里花)と遊んでいたえみるは、咲の異変に気付き、朋美が咲をストレスのはけ口にしているのではないかと疑う。七条に相談するが「あの人なら大丈夫」とまともに取り合わない。しばらくして、求職活動の状況を確認しようと七条が連絡すると、朋美から「面接を受けた会社に採用された」とうれしい報告が。まるで自分のことのように大喜びする七条だったが、なぜかその日を境に、朋美と連絡がつかなくなってしまう。さらに、街中で七条が声をかけると朋美は慌てて逃げ出し、その真意が分からない七条は頭を抱える。

 七条の上司・京極大輝(田中圭)は、これ以上連絡が取れないなら、朋美の生活保護打ち切りを検討するよう指示する。そこへ朋美の妹がやってきて、就労が決まったという朋美の話がうそだったことが判明。仕事でのつまずき、夫のDV、生活保護を受けている負い目…。同年代の生き生きした女性たちと自分の人生を比べ、追い詰められていた朋美は、とっさにうそをついてしまったのだ。七条は、そんな朋美の精神状態を心配しつつも、今まで通り「負けないでほしい」「頑張ってほしい」と励ましの言葉をかける。朋美もやる気を見せるが、その表情から、えみるは、このままでは朋美が壊れてしまうのではと心配する。そして、就労に向けて再び話を進めようとする七条と言い争いになる。