滝沢秀明(36)と今井翼(36)のデュオ、「タッキー&翼」が12日、解散を発表した。今年3月にメニエール病を再発し療養中の今井は、「責任とけじめ」をつける形で近くジャニーズ事務所から退所する。引退はしない意向だ。

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滝沢はあくまでJrメンバーの育成やプロデュース業を中心にジャニー氏から引き継いで、ジャニーズ事務所のグループ会社で活動していく予定だ。ジャニーズ事務所では、ジャニー氏が若手タレントの発掘や舞台制作など、プロデュース業に徹してきた一方で、姉の藤島メリー副社長と、メリー氏の娘の藤島ジュリー副社長が経営面を担当している。今後滝沢はジャニー氏と行動を共にし、より近くでプロデュース業の薫陶を受けていく。

将来的には、滝沢がジュリー氏らとタッグを組んで、グループ全体を支えていくことになりそうだ。滝沢は「ジャニーさんもメリーさんもまだまだ元気」と前置きした上で、「この間ジュリーさんとお会いして、協力をしてやっていきましょう、という話をさせていただきました。ジュリーさんを中心に、そうしたジャニーズの体制になっていく日が来るのかなと感じています」と話した。

また、テレビ局などのメディアに対して、Jrメンバーのプロモーションをしたり、新たなタレントの発掘、グループの結成などに携わることになりそうだ。ただ、ジャニー氏の真骨頂でもあるグループ名などの命名権については「そこはまずジャニーさんに任せます。ネーミングセンスが普通ではないので」と即答。いつか僕が任された時のために、100個、200個とストックを用意しないと」と笑った。