「何も言えなくて…夏」で知られるバンド、THE JAYWALKが、結成38年目で初となるアコースティックツアーを行う。「アコースティック JAYWALK TOUR 2018」と題して、今月22日の東京・下北沢440(フォーフォーティ)を初めに、全国12都市13会場20公演を行う。

91年発売の「何も言えなくて…夏」は、100万枚超のミリオンヒットを記録して、93年にはNHK紅白歌合戦に出場。今年のサッカーW杯で決勝トーナメント進出を果たした、日本代表の西野朗監督(63)持ち歌として注目を集め、8月には「何も言えなくて…夏2018」を配信リリースした。

ツアーは、原曲の香りをしっかり残しながら生まれ変わった「何も言えなくて…夏」、そして80年代、90年代のJAYWALKナンバーと、その年代の洋楽曲を彼らならではのアレンジで奏でる王道のポップロックライブ。杉田裕(キーボード)、中内助六(ベース)のボーカル、知久光康のギター、田切純一(ドラム)のリズムと全員のコーラスで「原点回帰」をテーマとする。

16年に結成当時のメンバーで4人組となった。4人は「今回のアコースティックツアーはプライベートな感じで原点回帰のライブにするつもりです。配信されている『何も言えなくて…夏2018』をはじめ、呼吸のわかった4人で呼吸のわかったJAYWALKの曲や80年代のロックバンドらしい選曲をしています。カラオケでしかJAYAWALKを知らない人にも楽しんでもらえるライブになると思います」と話している。