米倉涼子(43)が2日、都内で行われたテレビ朝日系主演ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(11日スタート、木曜午後9時)制作発表で「ちょっと久しぶりに違う役の名前を言うので、違和感があります」と苦笑いした。

2012年以降、5シリーズにわたって、同局系で10月期に放送された「ドクターX~外科医・大門未知子~」に主演した。今回、新たな挑戦として、弁護士資格を剥奪された“元”弁護士の小鳥遊(たかなし)翔子を演じる。自由奔放で、資格剥奪前は「上司を殴ったらしい」「暴力団とつるんで恐喝していたらしい」など、ドス黒いうわさもまことしやかにささやかれる、正体不明でスキャンダラスな女という役どころだ。

米倉は、新たなドラマを1から作り上げる挑戦について「久しぶりに、本当にスタートの地点から新しいドラマを作っていく体験をして、こんなにも緊張するのかと」と語った。クランクインから1カ月が経過し「現場に行くのも『今日どういう話したらいいのかな?』と、セリフと関係ないことも考えていましたけど、最近、落ち着いてキャラクターも固まってきた。遅いだろって感じですけど」と笑った。

「ドクターX-」で共演してきた勝村政信(55)は「いつも新しいドラマに入る時は、髪形がいつもすてきで、キャラクターの1つになっている」と、米倉が髪形にこだわっていることを明かした。その上で「今回は白衣を着ていない。ビックリするようなファッショナブルな服を着ている。全く違いますね」と、当たり役の天才外科医の大門未知子にはない魅力が、今回演じる元”弁護士の小鳥遊翔子にあると強調。「どうしても、似てきてしまうと思ったら、全く新しいキャラクターを作ってこられる。さすが」と新キャラクターを作り上げた米倉の役作りを絶賛した。

一方、米倉の人柄は変わっていないようだ。10年「交渉人 THE MOVIE」以来、8年ぶりの共演となる林遣都(27)は「変わっていない。おきれいで」と笑みを浮かべた。米倉が「今度、カニを食べに連れて行きます」と応じると、林は「食べたいものを聞かれてカニと。米倉さんにおごれる男になれるよう、これからも頑張ります」。

「リーガルV-」は、米倉演じる翔子が、ペーパー弁護士の大学教授に法律事務所を開かせた上で、もっともらしいウソ八百を並べて“ワケありの弁護士やパラリーガル”をスカウトする。そんな弱小弁護士集団の前に、超エリート弁護士が集まる大手弁護士事務所が立ちはだかるが、翔子は悪魔のような傍若無人ぶりでメンバーをこき使い、どんなに不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするため突き進む物語。「ドクターX-」では決めぜりふ「私、失敗しないので」が人気を呼んだが「リーガルV-」では「行列のできる法律事務所を作りたい」「人を救うのに資格はいらない」の2つが決めぜりふとなりそうだ。

この日は共演の向井理(36)菜々緒(29)荒川良々(44)安達祐実(37)三浦翔平(30)宮本茉由(23)小日向文世(64)高橋英樹(74)も登壇した。【村上幸将】