演歌歌手水森かおり(45)が15日、神奈川・相模原市の遊園地「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」で、巨大アスレチックに挑戦した。「歌と何の関係もない」と苦笑しながらも、3年前から続くチャレンジシリーズの第4弾。

この日は、標高370メートルの崖にせり出す高さ16メートルの施設「マッスルモンスター」に命綱をつけて挑んだ。下を向くと目がクラクラするような高さだが、「何事も勇気を持ってやれば大丈夫」と気合を入れて1歩を踏みだした。時折、強風が吹いて足もとの綱が揺れたが、「『もうやめて』とか『その先に行かないで』と言われると行きたくなる」。終了後には「腰の安全ひもが股間に食い込んで…。でも、食い込めば食い込むほどやる気が出ました」と“絶口調”で笑わせた。

デビュー24年目の勝負曲「水に咲く花・支笏湖へ」が13万枚を突破するヒット。この勢いで、16年連続となるNHK紅白歌合戦出場への期待も高まっている。「今年の残りの時間を一生懸命に頑張ってよい結果を出したい。前だけを見ていきます」。演歌界をけん引する女性歌手の1人としての決意を語った。【松本久】