公開中の映画「愛唄-約束のナクヒト-」(川村泰祐監督)の公開記念舞台あいさつが27日、大阪・梅田ブルク7で行われ、主演の横浜流星(22)、共演の清原果耶(16)、飯島寛騎(22)、川村監督(50)が登壇した。

人気音楽グループ「GReeeeN」の名曲を映画化した第2弾。17年に松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で公開された第1弾「キセキ-あの日のソビト-」は大ヒットを記録した。今作は「GReeeeN」が脚本を手がけるデビュー作で、「愛唄」への思いを新たに描き出し、あらゆる愛の形を見せる感動の物語。題名にもある「ナクヒト」は造語で「涙するほど全力で、何かに取り組んでいる人」を意味する。3人はMCから、全力で取り組みたい今年の抱負を聞かれた。

大阪の串カツ店では「うずらの半熟卵」ばかりを注文してしまうという横浜は、さまざまな作品に出演し人気は急上昇中。それゆえに「家に帰って来ても作品のことで、ちょっと精いっぱいになってしまっている」と明かし「(今年は)うまく切り替えて、プライベートも充実できれば」。仕事と私生活の両立を目指して「息抜きで温泉行ったり、自然豊かな場所に行ったりして、仕事もプライベートも充実した1年にしたい」と抱負を語った。

大阪出身の清原は、地元での舞台あいさつに感謝。所々で天然ぶりを発揮していた清原は、これまでの出演作を振り返り「経験も踏まえて、今年もお芝居に対して貪欲に、精いっぱいもがいて必死に生きていきたい」。今作を通じて「人に感謝することを大事にしていきたい」という飯島は、同作が「皆さんの(感謝への)第1歩になってもらえれば」と思いを伝えた。

最後には、3人を代表し横浜が映画をアピール。「『GReeeeN』さんが伝えたい思いを、僕らは役を通して皆さんの心に届くように一生懸命、頑張りました。その思いが皆さんの心に届き、心に残るような作品になってくれたらうれしい」と話した。