東山紀之(52)がキャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE」が3日放送され、2020年末をもっての活動を休止するジャニーズ事務所の後輩、嵐への思いを語った。

東山は「正々堂々とした会見だったと思います」と話すと「たくさんの方に愛されてきたメンバーだなと思う。大ちゃん(大野)のロングバケーションだと思っている。成熟した大人になるための期間なのかなと考えている。(休止を知ったのは)会見をする前に、メンバーだったり大野とは話をした。『僕ららしく正々堂々と会見をやってきます』と連絡が来た。ただ大野の心の揺れを感じていた。この時期にくるとは思わなかった。(嵐とのエピソードでは1999年の嵐のデビュー時の懇親会で司会をし)ハワイに連れて行ってくれるということで喜び勇んで行ったが、結果が懇親会で司会の大役を任されて、ハワイはこのためだったのかなと。(嵐の素顔は)メンバーそれぞれが本当に人間性がいい。ファンの方も分かっていますから、人間性の良さで愛情を注いでくれる。嵐なのにそよ風みたいなやつです。大野にいたっては無風。5人そろって嵐を巻き起こすということだと思う。今回の決断は、大野の思いをくんで、全員で一旦休止して、エネルギーをためることだと思う。無責任じゃないかという発言もあったが、みんな真摯(しんし)に答えて、みんな責任を果たそうと会見を開いたわけですから、彼らの人間の良さが感じられると思う。(2015年のコンサートでサプライズ登場したことは)コンサートを家族そろってじかに見に行きますという話だったが、来るんなら出ちゃえと。カバーソングを嵐がやってくれていたので出た。松潤の一言で衣装を用意し、プライベートで自腹で。でもこういうのが良い思い出になっている。(先輩後輩の関係は)とてもいい感じだと思う。大野は芸術性の高い男だと思う。ピカソがゲルニカを描いたときのようなひらめきがあったときには、時間の制約がない方がいいように思う。だから1回、自由になってみたいというのは、その思いが強くなったのではないかと思う。(大野のリーダーは)じゃんけんしようということになって大野が勝った。勝ってほっとしていたら君がリーダーだからねで決まった。TOKIOもじゃんけんで決めていますから。地位が人をつくるではないですが、徐々にリーダーとしてみんな認めていくことになりますから」とコメントし、「本当に頑張っていただきたい。日本中が見守っていますし、僕も待ってます。こうやってコメント言っていますけど、彼らはまだ起きていないかもしれない。今後の嵐の活動を楽しみにしています」とエールを送った。