NHKは8日、長谷川博己(42)が主演する来年1月スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の主な出演者発表会見を行った。

沢尻エリカ(32)が斎藤道三の娘、帰蝶を演じる。初の大河出演となる沢尻は「『沢尻エリカの集大成』をここで…。これが本当に自分の集大成だと思ってます」と声をつまらせながら決意を語った。

沢尻は会見で「芸能生活20周年にして、やっと、ようやく、大河に出演することができました。本当にうれしく思います」と言うと、声を詰まらせ、やや涙目になった。

続けて「12歳で芸能界に入って、右も左もわからなくて、ただがむしゃらに…。たくさん失敗もしたし、挫折もして、いろいろ学んで、ここまでくることができました」と話し「20年間、芸能界で生きてきて、培ってきたもの、自分が持っているものすべて、この作品にささげたいと思います」と決意を語った。

過去には騒動もあったが、この日は終始、感慨深げ。沢尻は「きっと撮影も大変なこともいっぱいあると思いますが、日々楽しんで、充実させて、1年この役と向き合っていけたらなと思ってます」と結んだ。