俳優里見浩太朗(82)と京本政樹(60)が舞台「赤と黒 サムライ・魂」(25~31日、東京国際フォーラムなど)で初共演し、ダブル主演する。

三味線や太鼓、殺陣を盛り込み、武士の生きざまや人間模様を描いた作品。

「水戸黄門」など数多くの時代劇で活躍してきた里見は「日本人の心にある精神を伝えたい」と話し、「必殺シリーズ」などで知られる京本も「新たな時代の先駆けとなる極上のサムライ・エンターテインメントにしたい」と意気込んでいる。

里見を「あこがれで目標の方」とする京本は、「里見先生からお話をいただいた時は感激でいっぱいで、2つ返事でお受けしました。僕にとって、今年は芸能生活40周年であると同時に還暦という節目の年。それだけに身の引き締まる思いです」と話した。

公演時期はドナルド・トランプ米大統領の来日と重なっており、関係者は「ぜひお越しになり、日本人の心の中で受け継いできたサムライ魂や武士道精神に触れてもらえたら」とアピールする。

ジャニーズの4人組グループ「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴(32)、ジャニーズJr.の4人組グループ「MADE」の福士申樹(のぶき、28)も出演する。

東京公演のほか、6月5~9日は大阪クールジャパンパーク大阪TTホール、同21日は愛知・東海市芸術劇場で上演される。