俳優椎名桔平(54)が10日、大阪市内で23日スタートのWOWOW「連続ドラマW 神の手」(日曜午後10時)の記念イベントに出席した。

現役医師で原作の作家、久坂部羊氏(63)も登壇した。

第1話の試写会後に登場した椎名は「みなさん、来てくれて、おおきに!17歳まで三重県伊賀上野にいたので、普段は関西弁です。きょうは気軽にしゃべります」とあいさつ。

椎名が久坂部氏の原作に出演するのは15年にドラマ化された「破裂」に続き2作目となる。久坂部氏は椎名の演技について「手術の場面の所作がしっかりしていて外科医そのもの」と絶賛し、「次の小説を書くときも椎名さんを頭にイメージします」と次回作の主演も確約? した。

同ドラマは安楽死をテーマにした社会派医療サスペンス。昨年末に母を亡くした椎名は「闘病生活も長かった。ドラマを通して死を考える時間になれば」と話した。