男性2人組ヒップホップユニットCreepy Nuts(クリーピーナッツ)が、テレビ朝日系新ドラマ「べしゃり暮らし」(27日開始、土曜午後11時15分)のオープニング曲を担当することが25日、分かった。

最新アルバム「よふかしのうた」(8月7日発売)に収録の「板の上の魔物」で、このほど主演の間宮祥太朗(26)とも対面し、間宮も「めちゃくちゃいいです!」と絶賛している。

同ドラマは、漫才の魅力にのめり込んでいく高校生コンビの成長と葛藤を描く青春物語。初めてドラマのテーマ曲を書きおろしたR-指定(27)は「僕らもコンビで、ヒップホップもしゃべり言葉に近いです。板(ステージ)の上の“熱さ”という意味でも同じなのかなと思って書きました」。DJ松永(28)も「地元で自慢できます」と話した。

「板の上の魔物」を聞いた間宮も「もともと今回のドラマは映画のような撮り方をしているのもあるんですけど、テレビというより映画を見ているような感じになりました。全体的にBGMも少ないので、だからこそすごく効いているなと思いました」。

それぞれ初対面となったが、すぐに意気投合した。もともとヒップホップはあまり聞く方ではないという間宮だが「歌詞をいただいて読んだ時に、ヒップホップの歌詞ってこんなに長いんだ! って思って…衝撃的で(笑い)。でも音楽を聞いていると、全然長いと感じなかったです。あとは、歌声しか聞いていなかったので、思いの外“ゴリゴリ系”じゃないんだって思いました」と話すと、DJ松永は「ヒップホップ界の中だと、柔和な方です」。R-指定も「ラッパーの中でも、言葉数は多い方です。1番柔和で1番文字数多い部類なので、押しつけがましくはあるかと…」と返し、間宮も笑顔を見せた。

ドラマの役どころも、渡辺大知(28)と“コンビ”を組む。主題歌も2人組のB’zだ。間宮は「B’zさんも2人で、Creepy Nutsさんも2人というのがすごくいいなと。2人という最少数の人間関係で、恋人でも友達でもなく、単に仕事仲間でもない、この何とも言えない感じを、書きおろしで作ってくださったのが、この2人であることにすごく意味があって、めちゃくちゃいいんですよね」と“共感”していた。

◆Creepy Nuts(クリーピーナッツ) 1991年(平3)9月10日、大阪府生まれのR-指定と、1990年(平2)8月23日、新潟県生まれのDJ松永による2人組ヒップホップユニット。13年頃から活動を始め、17年8月にメジャーデビュー。昨年4月からはニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」(火曜深夜3時)に出演中。