先月12日にステージ1の乳がんであることを公表した作家の室井佑月氏(49)が5日、都内で行われたチャリティートークイベント「女は死なない たいした話じゃないけれど vol.3」に出席した。

9日に右乳房の一部摘出手術を受ける室井氏は、胸元の大きく開いた黒のワンピースでイベントに登場した。前向きな様子で「最後の“胸”なのでこの衣装にしました。最後のDカップ!」と話して笑いを誘った。体に痛みもなく体調も「全然いい」とし、「(胸に)しこりはあるけど、リンパまでいっていないから。いぼ痔(じ)みたいなもの!」と豪快に笑った。

イベントは、時事問題から政治、社会の幅広い分野を室井氏、評論家の小沢遼子氏(82)アイドルの戦慄かなの(21)が語り合う月1回開催のトーク企画。イベントの収益金や会場で集められた募金は、千葉の子ども食堂に寄付されるという。

前回の参院選について語る場面で室井氏は、選挙戦で注目を集めた、れいわ新選組代表の山本太郎氏の選挙演説を取り上げて「何か世の中が変わるんじゃないかというワクワク感があった」。自身の政治思想について「左と言われがちだけど、仕事とスーパーに行って、本を読んでいるだけの女。右とか左とか考えて生きたことがない」と語った。

選挙の投票率50%を割ったことを嘆きつつ、演説で多くの聴衆を集めた山本氏のムーブメントを引き合いに「それだけでいいじゃん。“おもしろかったー”でいい」と気軽な政治参加を訴えた。

室井氏の仕事復帰は、コメンテーターを務める15日放送のTBS系情報番組「ひるおび!」、16日の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)の予定。