吉永小百合(74)が3日、都内で、主演映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督、10月11日公開)のジャパンプレミアに出席した。

余命宣告された女性2人が、ともに旅をして生きる喜びを見つける物語で、天海祐希(52)と共演した。

この日はライブ共演シーンに出演したももいろクローバーZも出席。モノノフと呼ばれるももクロファンも大勢集まり、約1000人がイベントに参加した。

国内でのレッドカーペットイベントは初めてという吉永は、サインや写真の求めに気さくに応じるなど、かなり近い距離でファンと接した。

吉永は「熱気にあおられて、自分が自分じゃないような気がしています。ももクロさんと一緒で、モノノフの1人としては幸せです」と言うと、ファンから一斉に「フーッ!!」と歓声が上がった。

吉永によると、自身に加え、社会人のおいも、ももクロファンだそう。「仕事で落ち込んだ時、曲を聞いて生きる力をもらったそうです。そのことをももクロさんに話したら、グッズをいただきました。撮影にも(おいを)呼びました、珍しく」と明かした。

元宝塚歌劇団トップスターの天海もいるということで、会場はサユリスト、モノノフ、宝塚ファンが集まった。吉永は「宝塚のスターになったような、そんな心境になりました」。ファンの声が力になったのでは、と聞くと「やめられなくなりました」と笑みを見せた。天海は「これだけのファンより、吉永さんの雰囲気が圧倒してます。私たちも幸せな気持ちにさせていただきました」。

死ぬまでにやりたいことを実現する作品内容にちなんで、公開までにやりたいことを聞かれ、吉永は「これから天海さんとガンガン宣伝したい」と話した。

ほかにムロツヨシ(43)前川清(71)が出席した。