7月9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)のお別れ会が4日、東京ドームで執り行われ、多くの芸能界関係者が参列した。

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嵐の松本潤(36)は今後について「僕たちが何が出来ているかは微力かもしれませんが、ジャニーさんがこれからやりたかったこと、自分たちもその道を、ジャニーさんの思いと一緒に歩めたらと思います。先輩、後輩たちと描いていけたらと思います」と力を込めた。

お別れの会に出席し、「僕がジャニーズに入るきっかけになったのは、96年5月に電話を1本いただいて、それがきっかけでここに立っているんだなと、今日改めて映像とかを見て思い出しました」と入所のきっかけになった、ジャニーさんからの電話を思い出したという。

「晩年はなかなか会える機会もなかったので、会う度に2ショットとか、6ショットとか写真を撮っていたんです。昔、Jr.とかデビューの時は絶対に撮らせてくれなかったんですけど、最近は『いいよ!』って撮らせてくれて。それを見返していました。お別れ会のタイミングで皆さんが記事を書いてくれているのを見て、いろいろなことを感じてました」。

学んだことや思い出深いことについては2つあるといい「1つは、高1の時に勉強が忙しくて、あまり仕事ができていない時に久々に現場に行って自分なりに頑張っていたら、ジャニーさんはそれをほめてくれた。すごくうれしかったのを覚えてます。もう1つは、小さい頃から僕だけじゃなく、小さい子の才能を見る、そして後押しする力を感じます。今、嵐のライブの演出をやらせてもらってますけど、小さい頃からやりなよって言ってくれていた」と明かした。