元乃木坂46で女優やタレントとして活動する若月佑美(25=静岡県富士市出身)が、「大道芸ワールドカップin静岡2019」(静岡市、11月1~4日)のオリジナルTシャツを2年連続でデザインした。昨年11月に乃木坂46を卒業し、デザインをする上で、心境の変化があったという。

「昨年は、乃木坂46の若月佑美として、アイドルらしくかわいらしい女の子を描いてみました。今年は、アイドルを卒業して1人の女性として、個人的に好きで、格好良くてインパクトのあるデザインに仕上げました。象徴的な顔のイラストは、大道芸を演じる方も見る方も、皆さんの笑顔があふれるイベントなので、それをイメージしました」

Tシャツは黒と白の2種類で、1枚2800円(税込み)。若月のサインもプリントされる。同じデザインを入れたタオルは、1枚1800円(同)。「大道芸ワールドカップ」の公式ホームページで13日午前10時から29日まで、先行予約販売を行う。イベントの期間中は、駿府城公園内の「あさひテレビエリア」などでも枚数限定で販売される。

若月は、2年連続でTシャツのデザインを任されたことについて「とても感謝しています。私が携わらせていただくことで、もっと多くの方々に、このイベントを知っていただくことができればうれしいです。Tシャツを着て、大道芸ワールドカップを目いっぱい楽しんでくださいね!」と訴えた。

都内で16日まで開催中の美術展覧会「二科展」に8年連続で入選し、黒のキャンパスにカラフルな花で猫の模様をかたどったような作品を提供している。先月には、自身が描いた「I Love しずおか協議会」の新しいシンボルマークを披露するなど、デザイナーとしての活動が増えている。