男女上位2人が20年東京五輪の代表に内定する「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」が15日、都内で行われ、女子の生中継をしたNHKの副音声担当で、嵐の相葉雅紀(36)中村勘九郎(37)、元マラソン選手の増田明美さん(55)が出演した。

NHK杉浦友紀アナと工藤三郎アナも副音声を担当。マラソン中継での詳細な取材とランナーのエピソードトークが話題となる増田さんは、今回もレース前から爆発。レース前には女子選手につけたキャッチコピーも紹介した。

◇  ◇  ◇   

増田さん命名のキャッチコピーと解説は以下。

◆松田瑞生「元気印の腹筋女王」 腹筋がすごい、お尻の筋肉もすごい。座右の銘が「やる気、根気、元気、瑞生」。

◆前田穂南「ど根性フラミンゴ」 ピンクのユニホームで足が長くてフラミンゴみたいにきれいな走りです。

◆鈴木亜由子「おとぼけ秀才ランナー」 おっちょこちょいなんですよ。工藤さん、ねえ、名古屋大学で。

◆福士加代子「飾らない日本のエース」勘九郎さんに似ているのは、自然体。後輩達にすごい慕われていて、いいキャラですよ。場数が多い方が、今日みたいな暑い時は

◆岩出玲亜「孤高の女戦士」プロランナーというか、実業団チームから抜けて、自分のやりたいやり方でやっているんですよ。目力も強くて。もともとノーリツという実業団にいたんですよ。でも実業団にいると駅伝なんかやらなきゃいけないじゃない。マラソンに集中したいということで、今飛び出して。彼女、おじさんが帝京大学で、ラグビーを9連勝させた岩出監督の姪っ子。目力がすごいでしょ。遺伝的にすごいものを持っていそうな感じ。

◆安藤友香「復活をかける忍者」 2時間21分で走りながら、ケガに悩んだり、チーム移籍したりしてね。

◆野上恵子「昭和の苦労人ランナー」彼女は勝負強い、ジャカルタアジア大会の銀メダリスト。昭和の瀬古利彦さんとか宗兄弟のころの修行僧的な。

◆小原怜「悔し涙の桃太郎」リオのオリンピックの切符を狙う名古屋ウィメンズで1秒(差)で負けた人。彼女に行って欲しいと思っている人多いですよ。

◆上原美幸「ダイナミックな薩摩おごじょ」ダークホースと思っている。第一生命グループなんですけど、山下佐知子さんが名監督で。彼女は鹿児島出身なんですけど、本当に度胸があって、どんなレースをするか一番分からない。けども期待している。リオの5000メートルの時、予選からアフリカの選手より早く飛び出して、そのおかげで20年ぶりに決勝に進んだ人なんです。

◆一山麻緒「野生のプリンセス」。福士さんの後輩なんですけど。

◇  ◇  ◇

相葉から「選手はこういうニックネームついているって知っているんですか」と聞かれた増田さんは「知ってる知ってる。怒られる場合がある、もっといいの付けてって」と告白。ただ、「おとぼけ」と付けた鈴木については「喜んでいる。秀才秀才って言われ過ぎちゃうのもイヤみたい」と話した。