数多くの女優のヘアヌード写真集に携わった出版プロデューサーの高須基仁さんが17日午後9時33分、肺がんのため、都内の病院で死去した。71歳だった。関係者によると、高須さんは長年、痛風を患っており、足の痛みが続くために5月に病院に行ったところ、肺がんであることを告知されたという。その時には、脳にもがんが転移しており、余命は1週間単位だと告げられたという。

高須さんは出版プロデューサーとして活動したほか、モッツ出版の社長として多くの書籍を世にだしてきた。イベント開催にも携わり、熟女にスポットを当てた「熟女クイーンコンテスト」や、アキバ系美女にスポットをあてる「萌えクイーンコンテスト」などを主宰してきた。

作家としても50冊以上の書籍を出版し続け、私小説「散骨」が話題になったことも。週刊誌や月刊誌の連載も書き続け、今月18日発売の月刊誌「サイゾー」10月号での連載が遺稿となり、最後の締めの言葉が「ほな、さいなら」だった。