お笑い芸人のカンニング竹山(48)が、「福島の子供達は外でも元気に遊んでますので誤解なきようよろしくお願いします」と呼びかけた。

4日放送のNHK「あさイチ」にはスタイリスト大草直子氏がゲスト出演し、福島県でチャリティーを兼ねたフリーマーケットを開催していることを紹介したが、その際に「福島の子どもたちが今、公園で遊べなくなっていて。土壌が汚染されているので、そういったものを全部掘り起こして、新しい公園を作るために寄付をしている」と説明。この発言に対し、ネット上では「何が福島は土壌汚染で公園で遊べねえだよ。適当なこと抜かしてんじゃねえぞ」「いいかげんにしてください、福島の今を知ってください!」といった批判の声があがっていた。

番組のエンディングでも、視聴者から「遊べない公園はごく一部です。発言からは『福島のすべての公園が』と受け取れるようにも聞こえました」と指摘するメールが寄せられたことが番組エンディングで紹介され、近江友里恵アナウンサーが「もちろん、福島のすべての公園で今、遊べないわけではないんですよね」とフォローし、大草氏が「子どもたちのために(新しい公園を作って)たくさん遊んでもらおうという活動」だと説明する一幕があった。

竹山は東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県をプライベートでたびたび訪れ、東京電力福島第一原子力発電所を視察したり、現地の人々と交流して得た情報をSNSで発信しており、今年3月には、自身の目を通してみた福島の現状を記した著書「福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねえかよ!」を出版している。今回の「あさイチ」の騒動を受け、「みなさん、福島の子供達は外でも元気に遊んでますので誤解なきようよろしくお願いします」とツイート。その後も「ガチャガチャなっていますが福島県の公園は子供達普通に遊べますよ。もちろん遊びたければ大人も遊べます。皆様誤解なきようよろしくです」と呼びかけた。